キレーション治療を知る

頸動脈の閉塞性変化の治療効果について

Q15: キレーション治療には頸動脈の閉塞性変化に対する治療効果がありますか?
A15: あります。米国の医師ルドルフらの報告によると平均で約48%の閉塞率がみられた頸動脈がキレーション治療によって28%まで改善したとされています(詳細は下図を参照)。動脈壁には動脈硬化の現象としてプラークと呼ばれる付着物が増えることで動脈が次第に閉塞されて行きます。このプラークには血栓が剥離して脳梗塞を起こしやすい不安定プラークと呼ばれるものがあり、極めて危険性が高いことが知られています。キレーション治療にはこうしたプラークを縮小化する効果があることが以前から知られており、結果的に脳梗塞の予防につながるわけです。頸動脈の変化は超音波エコー検査にて比較的簡単に確認することができます。
Q16: キレーション治療によって外科手術を回避することはできますか?
A16: 米国の報告では、下図に示すように、冠状動脈移植術(65例中58例)、四肢動脈閉塞による四肢切断術(27例中24例)において手術を回避することができたという報告があります。それぞれ89%ほどの確率で手術を回避できるということになります。当院の経験でも2週間後に冠状動脈移植術を受ける予定であった50代の男性が手術をせずに職場復帰を果たしています。またつい最近の出来事ですが、60代の女性が糖尿病を原因とする下肢の動脈閉塞により足が変色し、通常であれば切断手術の適応でしたが、提携先の相模原中央病院に入院しキレーション治療を受けた結果、切断せずに症状の回復を見ています。もちろんすべてのケースで手術を回避することは不可能ですが、かなりの確率にて手術をさけることは可能といえます。

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